30代事務職OLのひとり暮らし戦記

世間知らずの喪女がひとり暮らしに悪戦苦闘中

【学び編3】市場に吹き荒れる嵐に狼狽えない建物を建てよう

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投資信託がやってみたい。
私も投資信託について学んで、自分に合った投資信託をしたい。
というわけで「Around40 コツコツ happy life」管理人opalさんと同じように「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」管理人水瀬さんの「インデックス投資の具体的な方法8ステップ」から学ぶ第三弾です。

前回のお話は、資産運用するより前に生活の地盤をかためるのが大事だよねという内容でした。
【学び編2】投資を等身大で行う具体的方法のイントロダクション - 30代事務職OLのひとり暮らし戦記




まとめているのがこちらの記事
opalさんが管理人である「Around40 コツコツ happy life」の「初心者のアセットアロケーション設計体験|全記事まとめ


まずはこちらを参考にします。

【学び編3】リスクとリターンで釈迦三尊像?|初心者のアセットアロケーション設計体験|Around40 コツコツ happy life


元となっているのは「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」ブログ管理人水瀬ケンイチさんのこちらの記事です。

【第3回】 期待リターンは維持したままに、リスクだけを低減できるのが分散投資のスゴさ――金融のプロに騙されない等身大の資産作り - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)



■リスクはマイナスだけではない!

リスク」という言葉の定義、どれだけ損失が出るかだと思っていたのですがどうもそうではないらしい。
元本に対して、増えたり減ったりするその振り幅のことだそうです。
これを難しい言葉で言うと「将来の結果の不確実さ」。

なんとこれを数字で表せるそうです!!!!

あっスミマセンちょっとピンとこない……リスクを数字で表せるということが具体的にどういうことなのかわからない……。

ええと、リスクとは元本に対する上下の振り幅のことだから、これを数字で表すことによりどこまで損失を許容できるかが見える化して、投資の道筋が立てやすくなる。
更にそれをコントロールすることによって、思ったより得した!ってこともない代わりに思ったより損しちゃったお金なくて死ぬ、ってことを防げるということですね?わかってきたわかってきた。

統計学を使ってリスクを数字で表してみよう

>「将来の結果の不確実さ」のことを統計学では「分散」といい、その度合いのことを「標準偏差」といいます。

「将来の結果の不確実さ」=元本に対して上下に振れること
標準偏差」=元本に対してどれくらい上下に振れるのか=「リスク」

ワンセンテンスごとに噛み砕く作業が必要になってきた!でもなんか階段を上っている感覚はあります!!


>「リスク(標準偏差)10%」という投資商品は、1年後に、平均値から±10%以内に68.27%の確率で収まり(1標準偏差)、±20%以内に95.45%の確率で収まり(2標準偏差)、±30%以内に99.73%の確率で収まる(3標準偏差)と考えます。※リターンは正規分布するという前提>ちなみに、68.27%とか95.45%といった半端な数字の発生確率は、数学的なものでありリスクの大小にかかわらず不変です。

いきなり数字が増えて混乱!
でも言いたいことはなんとなくわかるぞ……
元本に対して振り幅の範囲を絞る(±10%以内)と、その範囲に収まる確率は68.27%で、
元本に対して振り幅の範囲を広げるほど、その範囲に収まる確率はどんどん増えていく。

あーわかってきた。
未来に対しての可能性を絞っておくより、広げたほうがその範囲に収まる確率は高いよね。わかる。
学生時代にテスト範囲からまんべんなく勉強しておけばやった問題がテストに出る確率は高いし、ヤマを張るとテストに出る確率は下がる、みたいなことだ。
で、68.27%とか95.45%とかの数字は統計学で計算されている固定の数字だと。先人は偉大である。


>1σ(標準偏差)と-1σの間に68.27%、2σと-2σだと95.45%が含まれる。両サイドに行くほど、発生確率が低い。

σはシグマの小文字。(そこから)
これは前段の言いかえですよね、「リスク(標準偏差)10%」=「1σ~-1σ」で、その範囲に収まる確率は68.27%。
そして、両サイドに行くほど発生確率が低いということは、振れ幅の最大値や最小値になる確率が低いということ。

噛み砕けばわかってきたわかってきた。

■期待リターンのことも考えよう!

新しい単語が出てきました、期待リターン
1年間投資を行った後に実現する可能性が最も高いと考えられるリターンのこと。

えっそれって数字で表わせられるんです!?がむしゃらにやった結果としてリターンが存在するのではなく、事前にリターンの期待値がわかると。
すごいぞ数字!!!これを研究した人たちもすごいぞ!!!頭煮詰まりそう。

>例えば、期待リターン5%でリスク(標準偏差)10%の金融商品は1年後に、+15%から-5%の範囲に68.27%の確率で収まり(1標準偏差)、+25%から-15%の範囲に95.45%の確率で収まる(2標準偏差)と表せます。

多分こういうことなんじゃないかと思う
(違ってたらごめんなさい!)(しかも手書きである)
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リスク(標準偏差)10%の金融商品に1年間投資したとして、68.27%の確率で、+10%から-10%の振れ幅があるのだけれど、この金融商品自体は5%の期待リターンがあるので、5%ずつ上に移動するわけだ。
結果、68.27%の確率で、+15%から-5%の範囲に収まる。

つまり期待リターンが大きいほど良いし、リスク(標準偏差)は小さいほど振れ幅がなくなるのでマイナスがなくなると!理想だけど!!

■期待リターンを下げずにリスクを下げよう!

その方法が分散投資であると!

分散投資は知ってる!たまごをひとつのカゴに盛るなというやつですね。
分散投資をするとリスクが下がる細かい理由まではちょっとまだわかりませんが、ひとまず分散投資をするとリスクは抑えられると。

そしてその分散投資を一番実現しやすいのが投資信託なんだよということだ!

投資信託がなぜ良いのか、その根拠がだんだんわかるようになってきた。もやもやとした世界に振り回されっぱなしなわけではなく、ある程度コントロールが効くからやりやすいということだ。

学び編2での生活防衛資金が地盤固めだとしたら、リスクの把握というのは建物の基礎づくりみたいなことなんだろうな。
マーケットで何が起こるかは誰にも予想ができなくて、それは自然の脅威にも似ている。地盤を固めて沈まないようにした上で、暴風雨でも倒れないように基礎をきちんとつくっていくということが大事なんだ。
三匹の子豚のお話みたいだ。

マーケットに無力なまでにぶんぶんと振り回されてしまわないようにするにはどうやって基礎を作っていくのか、というのが次回のお話~


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