30代事務職OLのひとり暮らし戦記

世間知らずの喪女がひとり暮らしに悪戦苦闘中

30代喪女の老後

ひとり身で過ごすことを考えたときにやはり一番心配なのが老後。

 

元気なうちは良いけれど、怪我をして車イスの生活になったり、認知症になったりしたらどうするのかという不安は常に付きまといます。
基本的には公的制度である介護保険を利用するのだけれど。

 

介護サービスは民間サービスなので利用者の数と介護サービスの質は基本的には比例する。
ということは絶対的に地方よりも東京などの都会のほうが介護は充実している。

 

だったら老後は東京に出よう。

 

今の仕事を止めてすぐ上京しようという気はない。親のことも心配なのですぐ様子を見に行くことのできる今の距離は大事。

 

けれど定年で退職し、親を看取った後に地元に住み続ける必要はあるんだろうか。
国交省の調査では2050年には地方の人口は盛大に減少すると予想が出ている。
今でさえ車がないと何もできない、車があっても店がないような田舎が、30年後に人口の減少を受けて状況が良くなっているとは思えない。
既に介護保険は自己負担額が1割から一部2割に変わろうとしている。その影響は今後も続く。

 

地元に愛着があるわけでも、大事なコミュニティがあるわけでもない。
実家が相続されたとして築数十年建った戸建なんて持て余す。
娯楽だって東京のほうが遥かに多いのに、歳を取ってから地元と東京を行き来するのは非常につらい。
地方だって人口に対する高齢者の比率が減ったほうが頑張れるんじゃなかろうか。

 

無理に地元で分譲マンションを買ったりしなくても、堅実に地元でお金を貯めて、退職後は東京のサービス付き高齢者向け住宅なんかに住んだ方が楽しそうである。

 

ちなみに未婚で老後を迎えるにあたって孤独死はあまり問題視していない。
死後数日経った死体を発見してくれる人や清掃業者に迷惑かけることになるだろうし、火葬などの手続きをしてもらうことになる人も面倒だろうけど、それは私が死んだ後のことなので。

介護の訪問サービスで週一回の訪問を受けていれば突然死してもそこで発見してもらえるのだし、そのくらいの気持ちでいいのではないかなと考えている。

 

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