30代事務職OLのひとり暮らし戦記

世間知らずの喪女がひとり暮らしに悪戦苦闘中

【学び編5】投信を買う前に、欲にとらわれてみる

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投資信託がやってみたい。
私も投資信託について学んで、自分に合った投資信託をしたい。
というわけで「Around40 コツコツ happy life」管理人opalさんと同じように「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」管理人水瀬さんの「インデックス投資の具体的な方法8ステップ」から学ぶ第五弾です。

前回のお話は、アセットアロケーションで資産運用の成果が決まること、アセットアロケーションはリスクから考えようという内容でした。
【学び編4】資産運用に必要なのは売り買いのセンスじゃなかった - 30代事務職OLのひとり暮らし戦記




きっかけとなったのがこちらのシリーズ記事
opalさんが管理人である「Around40 コツコツ happy life」の「初心者のアセットアロケーション設計体験|全記事まとめ


まずはこちらを参考にします。

【学び編3】リスクとリターンで釈迦三尊像?|初心者のアセットアロケーション設計体験|Around40 コツコツ happy life


元となっているのは「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」ブログ管理人水瀬ケンイチさんのこちらの記事です。

【第3回】 期待リターンは維持したままに、リスクだけを低減できるのが分散投資のスゴさ――金融のプロに騙されない等身大の資産作り - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)



■日本債券を組み込むことでリターンをキープしながらリスクを減らす!

資産運用の本などを読んでみても大抵株の話が多いです。
債券については序盤に10年ものの国債を買って資産を確保した上で、そこから株で運用しましょう!みたいな。

でもやっぱり株って毎日チェックしないといけないのがネックなんですよね。そしてうっかりすると全ての資産を失いそう。だからこその投資信託であり、日本債券と言う資産クラスの組み込み比が重要であると!!

そうなんですよ、地味って思っちゃうんですよ。株の方がリターンが多いのに~って。

でも待てと。
そもそも私が資産運用をしたいと思った理由はなんだったのかを考えなさいと。
現状の貯金ペースのままでもそれなりに老後のお金は貯まるし、生活を今のラインで続けることはできる。
でももうちょっとあれば豊かな老後になるよね~というところなのでした。

つまり現状の貯金ペースを保つことは大前提なのだ。
お金がふえそうだな~という期待感のために大前提を見失いかけている。

投資信託=リスク資産故に、元本非保証ではあるのだけれど、それでもリスクはなるべく減らすに越したことはない。
であれば、日本債券ってすごく重要なのだ!!

危ない危ない、本当に見失いかけてた。お金の持つ力って怖ろしいな。

ちなみに外国債券に関しては、
「理論的には日本債券と外国債券の期待リターンは同じ」であり、「リスクが日本債券よりも高い外国債券は使わない」
とのことより組み込むメリットはないと水瀬さんは仰っています。

■リスク許容度を考えよう!

まず、元本に対してどれだけ上下に振り幅があるのかというのが標準偏差だったわけですが、
1標準偏差=68.27%でその幅に収まる
2標準偏差=95.45%でその幅に収まる
3標準偏差=99.73%でその幅に収まる

において私個人は2標準偏差を採ろうと思います。
FFTでも攻撃性効率95%であれば攻撃成功と判断するし。(唐突にゲームの話)

すると最大損失額は以下の式で表すことができます。

最大損失額=投資金額×{期待リターン-(2×標準偏差)}

前回私がファンドの海さんのツールで計算したアセットアロケーションから、もう一度計算してみる。

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月々5万円ずつ、1年間投資を継続すると、投資金額は60万円。
期待リターン (年率):4.71%
リスク (年率):12.56%


最大損失額=60万円×(4%-2×12.56%)
     =60万円×(-21.12%)
     =126,720円


つまり上記のアセットアロケーションで投資を一年間行った場合、
126,720円、1ヶ月の手取り収入に少し欠けるくらいの金額を失う可能性がある。

これって逆算もできますよね。

年間投資で失える金額を決めてさえおけば、アセットアロケーションを見ながら期待リターンとリスクを決めることができる。

で、それを前提に投資を行っていれば、若干の損が出たとしても精神的にうろたえずに済む……はず。
今回設計体験をして実際に自分のアセットアロケーションを考えていく中で一瞬でもお金に目がくらんだのは良い体験だったと思います。買った後じゃなくて学んでいる最中でよかった。



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