30代事務職OLのひとり暮らし戦記

世間知らずの喪女がひとり暮らしに悪戦苦闘中

2014年を振り返る(行動とその結果、及び来年への問題浮上)

今週のお題「2014年のお別れ」〈2014年をふりかえる 3〉

2013年を振り返り終わったのでやっと2014年を振り返ってみる。



私の家では毎年12月に家族3人で揃って外食に行くことになっています。


店選びを任されているのですがこれがまた毎年難しくて……
年に一度なのでちょっと高めでもおいしいものが食べられるだろうと思っている両親の期待に応えようとは思うのですが、父も母も60歳を超えているのであまり脂っこいものはダメだし、料亭などを考えてみても母は良くても父がなぁ……いわゆる典型的な団塊世代と言いますか、料理が遅いとか酒の品揃えが良くないだとかを平気で大声で言う人なんです。しかも店員さんにも言っちゃう。なので落ち着いたお店は、申し訳なくて選べない。

こんな条件に合致する良いお店は随時募集しています。


というのはまぁ余談で、今年はちょっと高級な焼肉屋さんを選びました。あまり量を食べずに良いお肉を味わおうというコンセプトで。

正直言えば毎年気が重い。

実家で3人で暮らしているときも会話をしたくなくて、なるべく晩御飯の時間を避けて帰宅したり、避けられなかったときはご飯を食べてすぐに自室に引っ込んだりしていたのに、突然みんなで外食と言われて話が弾むと思っているのか(思っているんですよ彼らは)。

当日も気が重いながらお店に行き、乾杯をしてコースの料理をつつき初めまして。

途中、私の会社の人間に見つかりそちらの飲み会に引っ張られたりしましたが、どうにか穏便に事が進んでいきました。

父や母の他愛ない会話に相槌を打ち、飲み物を注文し、そろそろ一時間も過ぎようかと言う頃、父がここぞとばかりに口を開きました。


父)「お前な、前も言ったけれど(引っ越しにおける最大のハードル - 30代事務職OLのひとり暮らし戦記を参照)俺はお前に結婚してほしいと思っているからな」

きたーーーーーーーーーーーーーー
案の定です。もう絶対こういう流れになると思っていた。むしろそれ以外の流れなどあるはずもなかった。
今までの他愛のない話は、ここに持っていくための薄っぺらい会話だったのでした。

私)「うん、まぁ私も前に言った通りね……」

父)「俺はお前がひとりになるのがいやなんだ。仕事の関係でそういう人を見た。良い歳したおばさんがひとりで生活していて見ているだけでいやだったんだ。だからお前には結婚してほしいし、それを見ないと俺は死ねない」

もうそういう話をしたくないんです私は。
生きていく中でなるべく感情コストをかけたくない。感情の動きとしてはフラットに、省エネでいきたいんです。

だからこそ、

今後延々この話が続くのは避けたい!

私)「私もそういう人をたくさん見るし、お父さんだってお母さんが先に死んじゃえばひとりになるよね。結局結婚したってしてなくたってひとりになるんだよ。だから、ひとりにならないために結婚するんじゃなくて、ひとりになったときのために何の準備をしておくかってことのほうが重要だと思う。
結婚は今のところするつもりはないし、孫を見せることができないのは本当に申し訳ないと思ってる。
だけどひとりになることに関しては、ちゃんと自分の老後のための貯金もしているし、お父さんとお母さんの老後のための貯金も別でやってるから安心してほしいし、このまま結婚しないことを認めてほしい」

い、言えたーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!

同じ会話で「ハハ……」としか言えなかった(引っ越しにおける最大のハードル - 30代事務職OLのひとり暮らし戦記参照)ことを考えればこの半年間でずいぶん成長したのではないか。

よく頑張った私!!!


父)「そりゃ孫は見たい。(グサリ)
でもな……そうだな……俺がお前くらいの歳の頃は結婚するのが当たり前だったけど今はそうじゃないのかもな……」

うおーーーーーどうにか乗り越えたーーーーーー!!!!!!!!!!!!!111

よかった……よかった私……。


2014年で一番大きかったことは何かといえばやはり実家を出てひとり暮らしを始めたこと。
そして更に、その結果をこうして出すことができたということが嬉しかった。


このエピソードで2014年振り返りとしたいと思います。





が、実はまだ終わらなかった。


薄々わかってはいたのですがこの会話、父と私しかしゃべっていない。
母は席を外していました。
つまりゆくゆくは同じ会話を母ともしなくてはならないということだ!

父よりもむしろ、母のほうが結婚してほしい・孫を見せてほしいということを強く思っている(むしろそれが当然でありそれ以外の選択肢があると思っていない)気がします。父ほど表に見せないだけで。

でもまぁ父は納得してくれた(はず)なので母にもそのときは頑張って話をしたい。


そしてもうひとつ。

今度は3人揃った時点で話が始まったのですが、
父親が、勤めている会社から退職勧告を受けたとのこと。

会社とは65歳退職という約束をしていたらしいので本来であれば後1年あったのですが、それを早めて後3ヵ月(今年度いっぱい)にしてほしいとの勧告があったそうです。

そうかー。

父としてはそのときに言われたことが色々と気に障っているようですが、それよりもむしろ私と母としては父が退職した後に何をするのか全く考えていないことが心配です。
休みの日は一日中テレビを見てうたた寝を繰り返し、たまに自分の好きなものを買い物に行くだけの父なので、いきなり毎日が日曜日になったら本当にずっとテレビばかり見ていそう。
シルバー人材センターのようなところでいいので働いてくれればまだ日常のリズムが取れる気もするのですが、そういう気持ちにはなっていなさそう。

2015年、果たしてどうなるのだろうか。

一応お金の支援を申し出たのですが断られまして、とはいえ両親の介護や医療の費用はちゃんと貯めておこうと思います。



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