単身者に生命保険（終身）は必要か
65歳までの月々4500円払込で、死亡時に200万円支払われる。
という生命保険（終身保険）に加入していました。が、結論から言いますと解約しました。
どのくらい殖やせる？
30歳時点加入で65歳まで支払い。
となると4,500円×12ヶ月×35年間＝189万円
もらえるのは200万円なので、35年間で11万円増えるという計算。
う～～～～～ん
11万円だったら生命保険ではなくほかの方法で増やしたいし、その方がもっと増える気がします。
誰がもらうの？
死後に入ったお金って誰が受け取るんですか？
生命保険は受取人を指定できるけれど、老後には両親も既に亡くなっているだろうし。
法定後見人になるのだとしても、兄妹のいない私は両親が亡くなれば法定後見人もいなくなります。
死後の手続きに関することを法律事務所やNPOに委託するとしても、その契約金は多分生前支払うことになるんだろうし。
だいたい単身者が死んでお金もなかったとしてもどうにかなるんですよ世の中。
というわけで、死後にお金が入る意味を見出せない。
※もちろん家族がいる人であれば話は全然違ってきますが。
結論、生命保険（終身）はなくて良い
月々4,500円は他の方法で殖やしたい。
ここまで考えるのにだいぶ長い時間を要しました。
というか考え始めてからは一ヶ月程度で済みましたけど、それまで何年も支払っていたなあ……。
なぜずるずると続けてしまったかといえば、やはり今後のビジョン（！）がぼんやりしていたから。とはいえ結婚するのか独身のまま生きるのか、ひとり暮らしを始めるのか実家に暮らし続けるのか、それくらいの話なんですけども。
それだけのことを決めてしまえば話は早いわけで、もっと早く気づいていればと思いつつも、ずっと気づかない可能性もあったわけで、今気づいてよかったなぁと思います。
ひとり身で過ごしていくように色々なことを調整している中で、もし運命の出会いがあって結婚する！とかなったら？と思わなくもないですが、そのときはそのとき考える。割り切る。割り切ってやると思える潔さ（？）も、きちんとライフプランを考えていこうと思ったからこそ得られた気がします。
