30代事務職OLのひとり暮らし戦記

世間知らずの喪女がひとり暮らしに悪戦苦闘中

幸せになるためのシングル女性の人生設計術(日本経済新聞 生活経済部)


楽天ブックス: 幸せになるためのシングル女性の人生設計 - 30歳から始める! - 日本経済新聞社 - 453231495X : 本


これはすごく良い本でした~。
図書館で借りた本でしたが買いたい。2010年刊行なので2014年版とか出ないかな。



リタイア後に必要な資産を掴む

現在の収入が続いた状態で年金はいくらもらえるか……と考えると基礎年金・厚生年金あわせて大体月に14万円ほど。

2009年の調査では65歳以上単身女性世帯の平均支出月額は147,000円。
求める生活水準や、持ち家・賃貸によって個人差が出てくる。

平均寿命86歳まで生きるとして、リタイア後に自分に必要な金額はいくらなのかを考える。


家は持ち家か賃貸か

持ち家にも賃貸にもメリットとデメリットがあり、単純に必要な経費としてはどちらもあまり違いはない
自分がどうしたいかを考える方が重要らしい。

私は現状、退職して親を看取った後は東京に引っ越したいなぁと思っているので、持ち家・賃貸問題については賃貸で行こうと思っている。
実家についても親を看取った後はできる限り早く処分したい。あまり地元に絡め取られたくない。

さて、賃貸においても購入においても安心できる建物を選びたいならいろんな制度があるらしい。

欠陥のない住宅を見分ける客観的基準
・住宅性能評価制度
・長期優良住宅
・新耐震基準

購入ではなくて賃貸に住むとしてもこれらは頭の隅に入れておいて損はなさそう。
ではどこに住むのか?


賃貸を選択したときの高齢者単身世帯の選択肢

・サービス付き高齢者向け住宅
・シルバーハウジング
・ケアハウス
・グループリビング
・住宅型有料老人ホーム
・介護付き有料老人ホーム

結構選択肢がある上に制度がこんがらがりすぎてわけがわからないサ高住関係・お金がかかる有料老人関係。

このあたりは本当に悩む。
少し前に介護保険関連の仕事をしていたこともあるのですが記憶が薄れまくっているのでもう少し考えさせてください。

そして賃貸に住む上でのもうひとつの問題が保証人である。

医療や介護等の万一の時の費用は必要か?

入院時の費用は公的保険でできる限り対応するのが基本らしい。

高額療養費制度を使えば、健康保険適用分は月額で87,430円で済む。

傷病手当金という制度もあり、これは休んで無収入になったら休んでいた日数分の給料の3分の2が受け取れる。

現在民間の医療保険に加入していますが掛け捨てなので続けるべきか非常に悩んでいる……。
65歳までの保険料払込期間で保障は一生涯ですが、日額5,000円、一入院につき60日まで、というのであればむしろ貯蓄で対応できるのではないかなぁ。

保険に加入するのは火災や個人賠償などの自力ではとうていまかなえないものへの対応のため、と考えると医療保険は不要かもしれない。


では介護にはいくら掛かるのか?

ここはこの本ではぼやかされていました。
介護については自分の分だけではなく親の分も考えなければならないので今後の資産として着実に貯めておきたいところなので調べます。

ただ現状介護保険は1割負担ですが今後一部2割負担に増加し、その流れは止まらないように思えるので……結構厳しいよなあ。

老後問題ー老いる準備を始めておく

配偶者がいる女性の40歳時点の平均余命は95年時点で45.28歳、つまり平均85.28歳まで生きるのに対し、未婚女性の40歳時点の平均余命は37.18歳。
8年ほど、配偶者がいるほうが長生きだそうです。

これは嬉しいお知らせ。
あんまり長生きもしたくないですので。

死んだ後のことを設計するための遺言書の作成や、死後の手続きを執行してもらうための死後事務委任契約、生きている間に判断力の低下があるなら任意後見制度の利用、お墓は永代供養墓にして……

おいおいやることいっぱいあるな!!!

りすシステムやきずなの会では生前契約と言って、上記のことを請け負ってくれるらしい。
ちょっと調べてみたらやはり結構なお金が掛かります。
そしてグーグル先生のサジェストを見るとネガティブになる……。

とはいえ、こういったサービスを利用するための資金は確保しておきたいし、介護に必要な費用ももちろん確保したい。




もやもやとした将来の不安について、なにをどう潰していけばいいのかということがハッキリわかるだけで安心できます。
あとはきちんとひとつずつ潰していくだけ!!!うお~~~~年末年始の休みを利用してがんばりたいれす!!!!!!

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