30代事務職OLのひとり暮らし戦記

世間知らずの喪女がひとり暮らしに悪戦苦闘中

死んで生き返りましたれぽ(著・村上 竹尾)


楽天ブックス: 死んで生き返りましたれぽ - 村上竹尾 - 4575307807 : 本

 

pixivで公開されていたときから拝見していた。

 

自分がこの作者のように倒れて入院したときに家族や友人がこれほど心配してくれるのかということよりも、友人がこんなことになった時に私はここまで心を砕けるのかと強く思う。

生きる意志や意味を失い、何本ものチューブによってベッドに繋がれ、時には精神がおかしくなる。そんな友人に対して私は定期的にお見舞いに行くことができるのか。生きててよかった・生きてほしいと伝える(口に出すだけではなく)ことができるのか。

周囲の人々の言葉を受けた作者の心の動きが漫画の表現として美しいので、それをなし得た周囲の人々の素晴らしさが強く印象に残る。

それを可能にするためには自分が自分の人生にきちんと向き合えてないとだめなのだろうな。

 

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